日中の動画撮影で白飛びしやすい。
シャッタースピードが上がりすぎて映像がカクつく。
滝や海、雲の流れをなめらかに撮りたい。

そんなときに欠かせないのがNDフィルターです。
とはいえ、実際に選ぼうとすると、
- 可変NDフィルターと固定NDフィルターの違いが分からない
- YouTubeで紹介されているモデルが多すぎる
- 安いモデルで失敗したくない
- 動画用と写真用で何を選べばいいのか迷う
という人も多いはずです。
そこでこの記事では、日本の人気YouTube動画でよく紹介される定番モデルを中心に、本当に選びやすいカメラ用NDフィルターをランキング形式で紹介します。
さらに、初心者が失敗しないために、NDフィルターの選び方や用途別のおすすめまで分かりやすくまとめました。
この記事はこんな人におすすめ
- カメラ用NDフィルターのおすすめを分かりやすく知りたい人
- 日本のYouTubeでよく紹介されている定番モデルから選びたい人
- 動画撮影用に可変NDフィルターを探している人
- 風景写真用に固定NDフィルターを探している人
- 色かぶりやXムラで失敗したくない人
- 1本目のNDフィルター選びで後悔したくない初心者
NDフィルターとは?動画撮影や風景撮影で必要な理由


NDフィルターは、簡単に言うとレンズに入る光の量を減らすフィルターです。
サングラスのように光量を落とすことで、明るい場所でも適正露出を作りやすくなります。
動画撮影でNDフィルターが必要な理由
動画では、自然な動きに見せるために、シャッタースピードをある程度固定するのが基本です。
たとえば、
- 24fpsなら1/50秒前後
- 30fpsなら1/60秒前後
がよく使われます。
ただし、晴天の屋外ではそのままだと明るすぎます。
そこでNDフィルターを使って光量を落とし、自然なモーションブラーを保ったまま撮影できるようにするわけです。
風景撮影でNDフィルターが必要な理由
風景写真では、NDフィルターを使うことでシャッタースピードを遅くできます。
その結果、
- 滝や川をなめらかに写す
- 海面を静かに見せる
- 雲の流れを表現する
- 人通りを消したような写真を撮る
といった、長時間露光ならではの表現が可能になります。
可変NDフィルターと固定NDフィルターの違い
NDフィルター選びで最初に迷いやすいのが、可変NDと固定NDの違いです。
| 比較項目 | 可変NDフィルター | 固定NDフィルター |
|---|---|---|
| 特徴 | 濃さを回して調整できる | 濃さが固定されている |
| 使いやすさ | 非常に高い | シーンごとに付け替えが必要 |
| 動画撮影との相性 | とても良い | やや不便 |
| 風景写真との相性 | モデル次第 | とても良い |
| 画質の安定性 | 高性能モデルほど良い | 一般的に安定しやすい |
| 注意点 | Xムラ・色かぶりが出るモデルもある | 何枚か揃える必要がある |
可変NDフィルターがおすすめの人
- 動画撮影がメイン
- 1本で幅広く対応したい
- 屋外で素早く露出調整したい
固定NDフィルターがおすすめの人
- 風景写真や長時間露光がメイン
- 画質重視で選びたい
- ND64やND1000などを用途別に使い分けたい
カメラ用NDフィルターおすすめランキング8選
ここからは、日本の人気YouTube動画で紹介されやすい定番モデルを中心に、おすすめ順で紹介します。
1位:K&F Concept Nano-X 可変NDフィルター
迷ったらまず候補に入る、YouTube露出の多い定番モデル。
K&F Conceptの可変NDは、国内のYouTubeでもかなり見かける定番です。
理由はシンプルで、価格が比較的手頃なのに、見た目・使いやすさ・性能のバランスが良いからです。
YouTubeでよく紹介される理由
- コスパが良く、比較レビューの題材にしやすい
- 初心者向け機材紹介と相性がいい
- 可変NDの入門機として紹介しやすい
メリット
- 価格と性能のバランスが優秀
- 動画撮影で使いやすい
- サイズ展開が広く選びやすい
- 初心者でも導入しやすい
注意点
- 最高画質重視なら上位機種に一歩譲る
- 超広角や高濃度域ではモデルによって注意が必要
こんな人におすすめ
- 最初の1本を失敗せず選びたい人
- YouTubeでよく見る定番モデルから選びたい人
- コスパ重視で動画撮影を始めたい人
2位:NiSi True Color Vari ND
画質重視派からの支持が厚い、本格派の可変NDフィルター。
NiSiは、カメラ系YouTubeの中でも色再現性や画質比較で名前が出やすいブランドです。
特にTrue Color系は、可変NDにありがちな色かぶりを抑えたい人から評価されています。
YouTubeでよく紹介される理由
- 色味の自然さが比較動画で伝わりやすい
- 可変NDの弱点を抑えたモデルとして話題になりやすい
- 映像制作寄りのレビューで評価されやすい
メリット
- 色かぶりが少なく、仕上がりが安定しやすい
- 可変NDの中では画質面の安心感が高い
- 動画クリエイターとの相性が良い
注意点
- K&Fなどと比べると価格は高め
- 初心者にはややオーバースペックに感じることもある
こんな人におすすめ
- 動画の色味に妥協したくない人
- 一段上の可変NDを選びたい人
- YouTubeで高評価の定番を選びたい人
3位:H&Y REVORING Vari ND + CPL
複数レンズを使う人に刺さる、機動力の高い人気モデル。
H&YのREVORINGは、一般的なフィルターと違って、複数のレンズ径に対応しやすい独自構造が大きな魅力です。
しかも可変NDに加えて、CPL機能を組み合わせたモデルもあり、実用性が非常に高いです。
YouTubeでよく紹介される理由
- ギミックが分かりやすく、動画映えする
- 複数レンズ運用の便利さが伝わりやすい
- 機材好きの視聴者に刺さりやすい
メリット
- レンズ径が違っても運用しやすい
- 可変NDとCPLをまとめて使える
- 旅行やロケ撮影で荷物を減らしやすい
注意点
- 構造が特殊なので価格はやや高め
- シンプルさだけなら一般的な円形フィルターの方が分かりやすい
こんな人におすすめ
- 複数のレンズを使い分ける人
- 荷物をできるだけ減らしたい人
- 便利さを重視する動画クリエイター
4位:Freewell V2 Magnetic VND Kit
磁石式の時短運用が魅力。動画撮影との相性が非常に高い。
Freewell V2は、磁石式で素早く着脱できるシステムが特徴です。
撮影現場では「交換が速い」というだけでかなり快適になるので、レビュー動画でも評価されやすいモデルです。
YouTubeでよく紹介される理由
- 磁石式の使い勝手が映像で伝わりやすい
- 映像制作者向けの機材紹介で扱われやすい
- “時短できるNDフィルター”として訴求しやすい
メリット
- 着脱が速く、現場でのストレスが少ない
- システムとしてまとまっていて運用しやすい
- 動画撮影との相性が抜群
注意点
- 価格は高め
- キット構成を理解して選ぶ必要がある
こんな人におすすめ
- 撮影のテンポを重視する人
- Vlogや案件撮影など現場での時短が大事な人
- 可変NDを本格運用したい人
5位:Kenko PRO1D Lotus ND
固定NDフィルターの定番。風景写真を撮るなら非常に強い。
動画用途では可変NDが目立ちますが、風景写真では今でも固定NDの評価が高いです。
その中でもKenkoは国内での知名度が高く、初心者でも選びやすい安心感があります。
YouTubeでよく紹介される理由
- 国内ブランドで説明しやすい
- 風景撮影や長時間露光の入門機として紹介されやすい
- 家電量販店や通販でも手に入りやすい
メリット
- 固定NDらしい安定感がある
- 風景写真や長時間露光に使いやすい
- 国内での入手性が高い
注意点
- 動画用途だと付け替えが面倒
- ND濃度ごとに揃える必要がある
こんな人におすすめ
- 滝・海・雲の流れをしっかり撮りたい人
- 固定NDで安定した画質を求める人
- 国内で買いやすいモデルを選びたい人
6位:Marumi EXUS ND
写真派に人気の高い、堅実な固定NDフィルター。
Marumiも国内で評価の高いブランドです。
派手さよりも、反射対策や画質の安定性を重視したい人から選ばれやすい印象があります。
YouTubeでよく紹介される理由
- 写真寄りのチャンネルで取り上げられやすい
- 長時間露光や風景撮影の比較で名前が出やすい
- 国内ブランドとして信頼感がある
メリット
- 固定NDとして安定感がある
- 風景写真との相性が良い
- 写真中心の人にはかなり使いやすい
注意点
- 動画用途なら可変NDの方が便利
- YouTubeの“派手なレビュー映え”はしにくい
こんな人におすすめ
- 写真メインでNDフィルターを使いたい人
- 風景撮影や長時間露光が好きな人
- 固定NDでじっくり撮りたい人
7位:PolarPro Peter McKinnon Edition II VND
高級路線で選ぶなら有力。クリエイター人気の高いモデル。
PolarProは価格こそ高めですが、質感・使い勝手・画質で評価されやすいブランドです。
日本のYouTubeでも、ハイエンド機材を紹介する動画で比較対象に入りやすい存在です。
YouTubeでよく紹介される理由
- クリエイター向け高級機材として認知度が高い
- “良いものを長く使いたい人向け”として紹介しやすい
- ブランドイメージが強く、動画映えしやすい
メリット
- 高級感があり所有満足度が高い
- 本格運用に向いている
- 映像用途での満足度が高い
注意点
- 価格が高い
- 初めてのNDフィルターとしてはやや重たい選択肢
こんな人におすすめ
- ハイエンド機材で揃えたい人
- 価格より品質を優先したい人
- 長く使える可変NDを探している人
8位:Kenko Variable NDX II
国内で買いやすく、分かりやすい可変NDを選びたい人向け。
可変NDを国内ブランド寄りで選びたいなら、Kenko Variable NDX IIも候補に入ります。
“クセが少なく、買いやすい可変ND”として紹介されることがあります。
YouTubeでよく紹介される理由
- 国内ブランドなので初心者向け記事・動画と相性が良い
- 量販店でも見つけやすく、比較対象にしやすい
- 分かりやすい可変NDとして紹介しやすい
メリット
- 国内で入手しやすい
- 可変NDの基本を押さえやすい
- 初心者でも選びやすい
注意点
- 画質最優先なら上位モデルも検討したい
- 価格対性能でK&FやNiSiと比較されやすい
こんな人におすすめ
- 国内ブランドを優先したい人
- 店頭で買いやすいNDフィルターを探している人
- 初めて可変NDを使う人
NDフィルターの選び方|初心者が失敗しない5つのポイント
1. 動画撮影か、風景写真かで選ぶ
最も大事なのはここです。
- 動画撮影メイン → 可変NDフィルター
- 風景写真メイン → 固定NDフィルター
動画は露出変化にすばやく対応したいので可変NDが便利です。
一方で風景撮影は、じっくり設定を詰めることが多いため固定NDの方が向いています。
2. ND濃度で選ぶ
NDフィルターは、どれくらい光を減らすかで選びます。
目安としては、
- 軽めの減光:曇天や少し明るい屋外
- 中程度の減光:日中の動画撮影
- 高濃度:長時間露光や晴天の強い光
動画では、1~5段程度の可変NDがまず使いやすいです。
晴天の屋外をよく撮るなら、より濃いレンジも検討すると便利です。
3. 色かぶりの少なさで選ぶ
安価なNDフィルターでは、緑やマゼンタに転ぶことがあります。
YouTubeで高評価を得やすいモデルは、この色の自然さが強みです。
画質重視なら、NiSiやPolarProのような上位モデルは候補に入ります。
4. レンズ径に合ったサイズで選ぶ
NDフィルターはレンズの口径に合わせる必要があります。
複数レンズで使いたい場合は、一番大きい口径に合わせてステップアップリングを使う方法が定番です。
5. 広角レンズとの相性もチェックする
可変NDは便利ですが、超広角レンズだとケラレやXムラが出やすいことがあります。
広角撮影が多い人ほど、薄枠設計や上位モデルを意識すると失敗しにくいです。
用途別おすすめNDフィルター
動画撮影初心者におすすめ
K&F Concept Nano-X 可変ND
まずはここから入るのが分かりやすいです。
価格と性能のバランスが良く、YouTubeでの情報量も多いので、購入後に使い方も学びやすいです。
画質重視の動画クリエイターにおすすめ
NiSi True Color Vari ND
色味の自然さを重視したいなら最有力。
撮って出しでも編集でも扱いやすいのが大きな魅力です。
複数レンズを使う人におすすめ
H&Y REVORING Vari ND + CPL
レンズ径がバラバラでも運用しやすいので、機材が増えてきた人ほど便利さを感じやすいです。
風景写真・長時間露光におすすめ
Kenko PRO1D Lotus ND / Marumi EXUS ND
滝、海、雲の流れを撮るなら固定NDがやはり強いです。
写真メインの人はこの2ブランドを優先して見れば大きく外しにくいです。
ハイエンド志向の人におすすめ
PolarPro Peter McKinnon Edition II VND
価格は高めですが、満足度重視なら有力候補です。
NDフィルター選びで失敗しないための注意点
可変NDは「便利」だが万能ではない
可変NDは確かに便利ですが、すべてのシーンで最強というわけではありません。
画質の安定性だけでいえば、固定NDが有利な場面もあります。
安すぎるモデルは色かぶりに注意
価格だけで選ぶと、あとで後悔しやすいポイントが色味です。
“映る”だけでなく、“きれいに映るか”まで見て選ぶのが重要です。
1本目は「使用シーンが多い濃度」を優先する
長時間露光に憧れていきなり高濃度だけ買うより、
まずは日中の使用頻度が高い濃度から入った方が失敗しにくいです。
結論|迷ったらこの3本を選べば失敗しにくい
結論を言うと、迷ったときは次の3本が鉄板です。
| モデル | タイプ | 向いている人 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| K&F Concept Nano-X 可変ND | 可変ND | 初心者・コスパ重視 | YouTube露出が多く、価格と性能のバランスが良い |
| NiSi True Color Vari ND | 可変ND | 画質重視・本格動画撮影 | 色かぶりが少なく、評価が安定して高い |
| Kenko PRO1D Lotus ND | 固定ND | 風景写真・長時間露光 | 国内で買いやすく、固定NDの定番 |
動画メインなら可変ND、風景写真メインなら固定NDを選ぶのが基本です。
このあと、なぜこの3本が強いのかも含めて詳しく見ていきます。
まとめ|NDフィルターは「何を撮るか」で選べば失敗しない
カメラ用NDフィルターは、ただ人気モデルを選べばいいわけではありません。
大事なのは、自分が何を撮るのかです。
- 動画撮影メインなら可変ND
- 風景写真メインなら固定ND
- コスパ重視ならK&F Concept
- 画質重視ならNiSi
- 複数レンズ運用ならH&Y
- 長時間露光ならKenkoやMarumi
もし1本目で迷っているなら、
動画なら「K&F Concept Nano-X 可変ND」、
**写真なら「Kenko PRO1D Lotus ND」**から入ると失敗しにくいです。
よくある質問
Q1. NDフィルターは初心者にも必要ですか?
はい。特に動画撮影をするなら必要性はかなり高いです。
日中の屋外で自然なシャッタースピードを維持したいなら、NDフィルターはほぼ必須と言っていいです。
Q2. 可変NDフィルターと固定NDフィルターはどっちがおすすめですか?
動画なら可変ND、写真なら固定NDが基本です。
運用のしやすさを優先するなら可変ND、画質の安定性を優先するなら固定NDが向いています。
Q3. 動画撮影では何段くらいのNDフィルターが使いやすいですか?
一般的には、日中の屋外で使いやすい中程度の減光域から始めると失敗しにくいです。
晴天中心なら濃いレンジ、曇天や夕方中心なら軽めのレンジが使いやすくなります。
Q4. ND1000は普段使いできますか?
ND1000は主に長時間露光用です。
滝、海、雲の流れを大きく表現したいときには強いですが、普段の動画撮影には向きません。
Q5. 安いNDフィルターはやめた方がいいですか?
必ずしもそうではありません。
ただし、安価なモデルは色かぶり・解像感・ムラの面で差が出やすいです。
最初の1本なら、価格だけでなく評判が安定しているモデルを選ぶ方が安心です。
Q6. レンズが複数ある場合、フィルターサイズはどう選べばいいですか?
基本は一番大きいレンズ径に合わせて購入し、ステップアップリングで使い回す方法がおすすめです。
複数レンズ運用が多い人は、H&Y REVORINGのような選択肢も便利です。
Q7. NDフィルターをつけると画質は落ちますか?
多少の影響はありますが、質の良いNDフィルターなら実用上ほとんど気にならないレベルに抑えられます。
むしろ粗いモデルとの差は、逆光や色再現で出やすいです。










コメント