AYANEO 3とは?

AYANEO 3は、携帯型のゲーミングPCとして高い注目を集める最新デバイスです。7インチディスプレイや強力なAMDプロセッサを搭載し、Windows 11をフルに活用できるため、ほとんどのPCゲームを携帯しながら楽しめるのが最大の魅力。ここでは、その主な特徴を4つに分けて紹介します。
搭載プロセッサ(Ryzen AI 9 HX 370 / Ryzen 7 8840U)
- Ryzen AI 9 HX 370
- 最大12コアを搭載し、ブースト時の動作クロックは5GHzオーバー
- グラフィックス部に次世代RDNA3.5ベースのRadeon 890M(16CU)を採用
- 高い処理能力と先進的なAI機能により、ハイエンド級のパフォーマンスを発揮
- Ryzen 7 8840U
- 8コア16スレッド・Radeon 780M(12CU)を搭載
- 省電力性能に優れ、TDPを抑えながらも安定したゲーム体験を実現
- HX 370ほどのトップ性能は不要だが、バッテリー駆動時間を重視したい人向け
ディスプレイの種類と性能
- 7インチ フルHDディスプレイ(1,920×1,080)
- 有機ELモデル:最大144Hzリフレッシュレート、鮮やかな発色と高コントラスト
- 液晶モデル:最大120Hzリフレッシュレート、色再現性と輝度を重視したバランス型
- いずれも小型画面ながら精細なフルHD解像度で、ゲームのグラフィックを美しく映し出す
モジュール式コントローラー「Magic Module」
- 着脱可能なコントローラーモジュール
- ボタン配置やスティック配置をユーザーが自在に変更可能
- 左右で異なるモジュールを組み合わせられ、合計56種類ものレイアウトを実現
- 例:左スティック+右6ボタン、左タッチパッド+右ABXYなど、多様なプレイスタイルに対応
- マグネット式&電動ロック機構
- 一体型に近い堅牢性を保ちながら、着脱もワンタッチでスムーズ
- 格闘ゲーム向け・シミュレーションRPG向けなど、タイトルに合わせて交換
冷却性能とバッテリーマネジメント
- 高効率クーリング構造
- 銅製ヒートパイプや大型ファン、広範囲に配置されたヒートシンクで35W級TDPにも対応
- 長時間の高負荷でも安定したCPU/GPU動作を維持し、本体表面の過熱も抑制
- バイパス充電機能
- AC接続中はバッテリーを介さずに給電するため、バッテリー劣化や過度な発熱を軽減
- 「AYASpace」上で充電上限やTDP制限など微調整でき、運用を最適化
- 大容量49Whバッテリー
- ゲーム負荷が高いと駆動時間は1~2時間程度だが、設定次第で3~6時間の稼働も可能
- 携帯運用時はTDP制限・画面輝度調整・リフレッシュレート制限などで稼働時間を延長
『モンスターハンターワイルズ』概要

新たな狩猟の世界へと誘う、カプコンの最新作**『モンスターハンターワイルズ』**。従来のモンハンシリーズから飛躍的に進化した要素をまとめます。
ゲームの基本情報
- 新要素満載の大型タイトル
- 看板モンスター「アルシュベルド」や氷霧エリア「氷霧の断崖」などが登場
- 時間帯や天候によってフィールド環境や出現モンスターが変化
- 新アクション「フックスリンガー」や集中モードなど、新鮮なゲーム体験が満載
- 発売時期とプラットフォーム
- 2025年2月28日にPC/PS5/Xboxシリーズなどで一斉リリース
- PC版はSteamやMicrosoft Storeで配信中
プレイスタイルと特徴
- ソロ&マルチの両立
- 1人でじっくり装備強化を楽しむも良し、最大4人のマルチプレイで強敵に挑むも良し
- オンライン環境があれば、仲間と狩猟を協力して進められる
- 可変難易度システム
- 人数に合わせてモンスターの体力や行動パターンが変化
- 初心者から上級者まで幅広く楽しめる調整
AYANEO 3で『モンスターハンターワイルズ』をプレイするメリット
ここからは、AYANEO 3ならではの強みを具体的に見ていきます。高性能ハンドヘルドがもたらす新しい狩猟体験とは?
高い携帯性とパフォーマンス
- Ryzen最新世代+フルHDディスプレイ=外出先でも快適
- 7インチながら解像度はフルHDで、かつ144Hz/120Hzの高リフレッシュレートに対応
- 内蔵GPUの性能が飛躍的に向上し、720p~1080pのゲームを60fps以上で動かせる場面が多い
- いつでもどこでも狩猟生活
- 自宅のメインPCからセーブデータを共有して続きが遊べる(クラウド同期・Steamなど)
- ちょっとした待ち時間や旅行先で、モンハンのクエストを気軽に楽しむことが可能
カスタマイズ可能な操作性

- Magic Moduleで操作レイアウトを自由に変更
- モンハンの複雑な操作にも対応しやすく、自分好みの配置が作れる
- 左タッチパッド+右ボタンや背面ボタン拡張など、使いやすい組み合わせを試行錯誤できる
- 格闘ゲームやレースゲームにも最適化
- モジュール交換で「6ボタン配置」や「アナログトリガー強化」などジャンル別最適化が可能
- “1台でほぼすべてのPCゲームをカバー”する汎用性の高さ
設定ガイド:AYANEO 3での最適なゲーム環境を構築する方法
性能をフルに発揮しつつ、バッテリー持続や熱対策も意識したいところ。ここでは主な2つの観点から設定ポイントをまとめます。
グラフィック設定の最適化
- 解像度設定
- 推奨は720p~1080p
- 720pなら平均60fps付近の快適動作が狙える
- 1080pの場合は画質を中~低にするとfps安定度が向上
- 描画オプション
- 影の品質・エフェクト・ポストプロセス:負荷が大きいため“中”または“低”が無難
- テクスチャ品質:見た目重視なら高め、パフォーマンス優先なら中に設定
- アップスケーリング(FSRなど):内部解像度を下げてfpsを稼ぎながら、見た目を保つのに有用
- リフレッシュレート
- 有機ELモデル:最大144Hz
- 液晶モデル:最大120Hz
- バッテリー消費や負荷が増えるため、必要に応じて60~90Hzに落とすと効率UP
バッテリー寿命の延長方法
- TDP制限
- 「AYASpace」上で15W/20Wなど適度に落とすと、フルパワー時より駆動時間を大幅に延長
- 一般的なPCゲームならTDP20W程度でもプレイ可能な場面が多い
- ディスプレイ設定
- 画面輝度を下げる
- リフレッシュレートを60Hz前後に固定
- 自動輝度調整をオンにして環境に合わせて節電
- バイパス充電の活用
- 電源接続時にバッテリーを介さず給電し、バッテリーの消耗や発熱を抑制
- 長時間プレイ時は積極的にAC接続+バイパスを使うのが◎
- バックグラウンドアプリの停止
- Windowsアップデートや常駐ソフトが動いているとCPU負荷が増す
- プレイ前に不要なアプリを終了させると電池持ち&パフォーマンスが向上
実際のプレイ体験:AYANEO 3での『モンスターハンターワイルズ』レビュー
グラフィックとパフォーマンスの評価
- 720p設定でのベンチマークスコア:17470
- 平均fpsは60前後を維持し、アクションの多いボス戦でもカクつきが少ない
- 場所によっては一瞬40fps台に落ちることもあるが、致命的な遅延は感じにくい
- 有機ELモデルの場合
- モンスターのブレスやエフェクトが鮮やかで、夜間の視界演出もコントラストが引き立つ
- 画面焼き付き防止機能があるとはいえ、長時間プレイ時は適度に休ませるのがおすすめ
操作性と携帯性の感想
- モジュール式コントローラーの恩恵
- ボタン配置をカスタムして、左手でカメラ操作+右手で攻撃という独自スタイルが作れる
- 背面ボタンが追加できるタイプに変更すればアイテム使用を背面に割り当てて快適化
- 本体のホールド感と重量
- 約680~700gほどあるため、長時間の携帯モードはやや手首に負担
- ただしグリップ形状がよく、Steam Deckよりコンパクトなので持ち運びやすい印象
- ファン音・発熱
- 負荷時はファン回転音が大きめだが、騒音レベルは一般的なゲーミングノートPC相当
- 本体温度も30~40分連続プレイで排気口付近が熱くなる程度で、持ち手部分は比較的快適
競合機種との比較(Steam Deck・ROG Ally)
ポータブルゲーミングPCといえばValveのSteam DeckやASUSのROG Allyも代表的。性能・ディスプレイ・価格の目安を表にまとめました。
項目 | AYANEO 3 | ROG Ally | Steam Deck |
---|---|---|---|
CPU/GPU | AMD Ryzen 7 8840U / Radeon 780M AMD Ryzen AI 9 HX 370 / Radeon 890M | AMD Ryzen Z1 Extreme / Radeon 780M | AMD Aerith(Zen2 4C8T / RDNA2 8CU) |
ディスプレイ | 7インチ FHD (1920×1080) OLED 144Hz / LCD 120Hz | 7インチ FHD (1920×1080) 120Hz 液晶 | 7インチ 1280×800 60Hz 液晶 |
バッテリー容量 | 49Wh (バイパス充電対応) | 40Wh | 40Wh相当 |
価格帯(目安) | Ryzen 7モデル:15万円前後~ HX 370上位モデル:25~30万円超 | 約10.9万円(Z1 Extreme 512GBモデル) | 64GBモデル:約5.9万円512GBモデル:約9.9万円 |
特徴 | 最高クラスの性能(890M搭載時)モジュール式コントローラーバイパス充電 | 価格と性能のバランス◎Z1 ExtremeならAAAタイトルも快適 | とにかく安い解像度は800pSteamOS採用 |
- AYANEO 3の強み
- 最新アーキテクチャによるトップクラスの内蔵GPU性能
- ディスプレイの選択肢(OLED or LCD)とモジュール式コントローラーで操作性を追求できる
- ROG Allyの強み
- Z1 Extremeなら高性能かつ比較的リーズナブル
- 独自のArmoury Crate SEで設定やライブラリ管理がしやすい
- Steam Deckの強み
- 圧倒的なコスパ
- SteamOSによるゲーム起動の手軽さ(互換性問題もあるがProtonが成熟)
よくある質問(FAQ)
AYANEO 3のバッテリー持続時間はどのくらい?
- 1~3時間程度が一般的目安。『モンスターハンターワイルズ』など負荷の高いゲームでは1~2時間に収まることが多い
- 軽めのインディーゲームやTDP制限を行えば3時間以上プレイ可能
- ACアダプタ接続+バイパス給電が最も快適
『モンスターハンターワイルズ』の推奨設定は?
- 720p解像度・中画質で安定60fps前後
- 1080p高画質は厳しいシーンもあるため、アップスケーリングや影品質調整を推奨
- フレームレートを最重視するなら720p低~中設定
AYANEO 3の冷却性能は十分?
- 大口径ファン+銅製ヒートパイプで強力に冷却
- 長時間の高負荷でもパフォーマンスが大きく落ちにくい
- 夏場は排気口周辺が熱を帯びやすいが、グリップ部は比較的快適
他のゲームとの互換性はどう?
- Windows 11搭載のフル機能PCなので、基本的にほぼすべてのPCゲームが動作
- Steam/Epic/Origin/Game Passなど主要プラットフォームに全対応
- レトロゲームエミュレーションやMOD導入も可能
まとめ:AYANEO 3で『モンスターハンターワイルズ』を楽しむためのポイント
高性能と携帯性の両立
- 最新世代Ryzen CPU + Radeon GPUによるハイレベルなパフォーマンス
- 据え置きクラスのゲームを7インチの画面で持ち運びできる圧倒的な自由度
- 高速ストレージ・大容量メモリ搭載モデルならロード時間やマルチタスクも快適
カスタマイズ性の高さ
- モジュール式コントローラーで自分専用の操作レイアウトを構築
- バッテリー管理・TDP制限・バイパス充電など、ユーザーが細かく設定可能
- WindowsベースのためMODやプラグイン、周辺機器も自在に取り付けOK
追加アドバイス:アクセサリや周辺機器
- 専用保護ケース・スタンド:外出先での画面保護やテーブルモード用にあると便利
- ポータブル充電器(PD対応):急速充電で短時間に給電でき、長時間プレイをサポート
- 外付けキーボード・マウス:デスクモードやテキスト入力が多い作業には必須
総評
AYANEO 3は、携帯型ゲームデバイスの枠を超えた“ハイエンドWindowsマシン”として、PCゲーマーの幅広い要望に応えてくれます。とりわけ『モンスターハンターワイルズ』のように重厚なアクションを本格的に遊べるのは大きな魅力。ディスプレイやコントローラーを自分好みにカスタマイズしながら、外出先でもガッツリ狩猟できる体験は、他のモバイル機にはない自由度を感じさせます。
もちろん高性能ゆえに価格も高めで、バッテリー消費や熱対策には気を配らなければなりません。しかし、バイパス充電やTDP制限などの機能を上手に使いこなせば、そのポテンシャルを最大限に引き出せるはずです。
自宅では大画面モニターにHDMI出力して“据え置きゲーミングPC”として使い、出先ではハンドヘルドとして携帯する——そんな“2 in 1”の使い方が可能なのもAYANEO 3の強みでしょう。
PCゲームをとことん楽しみたい、でもどこでも気軽に遊びたい。
そんな欲張りなゲーマーにとって、AYANEO 3は最良の選択肢となり得ます。ぜひあなたも、新次元の携帯モンハンライフを体感してみてください!
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